海外からの来訪者
9月4日
- 来訪者
- シーモア・セント・エドワード・マリングス ジャマイカ副首相兼外務・貿易大臣
- 経団連側応接者
- 宮岡中南米委員会 共同委員長ほか
- ポイント
- マリングス副首相は、
- ジャマイカ経済はかつて農業(砂糖、バナナ、コーヒー等)中心であったが、近年鉱業(ボーキサイト)、観光業が発展している、
- 現在、経済の自由化を推進している、
- カリブ諸国連合等の地域経済統合を支持する、
- 対日貿易は赤字であるが、日本の経済協力に感謝する、
と述べ、日本企業の観光分野における投資への期待を表明した。
9月7日
- 来訪者
- マウンガウンガ・ンコンボ コンゴ共和国大蔵大臣
- 経団連側応接者
- 笠原サブサハラ委員会 委員長
- ポイント
- 大臣は、「コンゴは石油のほか鉄鉱石、銅、すず、鉛など鉱物資源に恵まれている。今後、これら鉱物資源の開発に加え、国土の3分の2を占める森林の資源開発を日本と共同で行いたい」と述べた。
9月8日
- 来訪者
- マクルーフィ・アルジェリア産業エネルギー大臣
- 経団連側応接者
- 渡辺北アフリカ委員会 共同委員長
- ポイント
- 大臣からは、
- 大統領選挙が11月16日に実施されること、
- 現政権が行なった対外コミットメントは新政権下でも継続されること、
- 石油のみに依存している経済構造を変えるため現在構造改革に取り組みつつある
旨、発言があった。
9月12日
- 来訪者
- アンソニー・ネルソン英国貿易産業閣外担当大臣
- 経団連側応接者
- 豊田会長
- ポイント
- 大臣より、
- 日本企業の対英投資を歓迎する、
- 今後も英国政府の協力的な対日政策に変化はない、
- 日本の規制緩和(特に保険分野)を期待する、
との発言があった。
会長からは、
- 日本企業の対英投資に対する英国政府の協力に感謝する、
- 経団連は規制緩和を強く訴えており、政府の規制緩和スケジュールの実行の監視・実行の促進、さらなる規制緩和策の盛り込みに努力している、
- 政治改革は過渡期にあり、政治のリーダーシップが弱い面も見られる、
との発言があった。
9月12日
- 来訪者
- イスラエル オピニオンリーダー 一行
- 経団連側応接者
- 糠沢経団連参与ほか
- ポイント
- 「領土と平和の交換」を原則に、アラブ諸国との和平交渉に取り組むイスラエルの現状について説明を聞くとともに、今後の日本イスラエル関係について意見交換を行なった。
9月12日,13日
- 来訪者
- アゼレード・ブラジル連邦共和国ミナス・ジェライス州知事
- 経団連側応接者
- 豊田会長、齋藤日本ブラジル経済委員長
- ポイント
- 知事は、「わが州は近年ブラジル全平均より高い経済成長率を遂げている。また、日本との合弁事業であるウジミナス、セニブラの経営は順調であり、特にセニブラは来年はじめより倍増計画が実施される予定である」と述べた。
9月13日
- 来訪者
- ジェームズ D.ウォルフェンソン世界銀行 総裁
- 経団連側応接者
- 豊田会長、米倉経済協力委員長をはじめとする経団連・世界銀行年次定期会合(10月開催) 参加予定者
- ポイント
- 世界銀行の基本政策について説明を聞くとともに、経団連と世界銀行の中長期的協力関係のあり方について意見交換を行なった。
9月13日
- 来訪者
- グリン・フォード欧州議会議員他 英国選出欧州議会議員4名
- 経団連側応接者
- 樋口副会長
- ポイント
- 日英貿易・投資関係について意見交換を行なった。
また、日英文化交流(特に人的交流)について、さらなる強化が必要との認識で一致した。
9月19日
- 来訪者
- ヨセフ・ボンニチ・マルタ経済大臣ほか3名
- 経団連側応接者
- 藤原常務理事
- ポイント
- ボンニチ経済大臣側より、
- EU(欧州連合)加盟申請の進展、
- 低い法人税率、低労働コストなど、マルタの良好な投資環境、
- 12月のマルタ経済ミッション来日
等について説明があった。
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