採用方法の見直しが進行中
−企業の約6割が職種別採用を導入・検討中


「創造的な人材の育成に関する懇談会」では、10月に経団連法人会員企業を対象に、創造的な人材の育成策について、企業の採用・人事面を中心に、アンケート調査を実施した。

調査結果を見ると、3分の1以上の企業が、学生の職業意識を高める等の観点から、あらかじめ職種をきめて採用する「職種別採用」を導入・一部導入しており、検討中の企業とあわせると、6割を越えている。

また、半数近くの企業において、さまざまな人材に対応していくための「採用時期の多様化」に取り組む動きが見られる。

企業が採用のあり方の見直しに着実に取り組み始めている事が窺われる。

懇談会では、こうした調査結果を踏まえて、年度内を目処に、創造的な人材の育成策について、提言をまとめる予定である。

「職種別採用」および「採用時期の多様化」のグラフ


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