豊田会長の一言
1月16日(火)
大原農林水産大臣との懇談会
「国際情勢、国内産業構造の変化など新しい環境に対応した農政の転換が求められている。その基本は、新食糧法のように、まず市場原理が十分働く環境を整備し、その中で生産者が創意工夫を発揮できるようにすることである。」
1月16日(火)
橋本新首相を初訪問
「やはり与党第一党の党首がそこに座るのが相応しい。21世紀に向けて政治・行政・経済全般にわたって果敢に構造改革を進め、政治に対する国民の信頼期待を取り戻してほしい。外交面では、首脳外交を積極的に展開し、世界の期待に沿うべく、諸問題の解決のためにリーダーシップを発揮していただきたい。」
1月18日(木)
財界記者との定例懇談会
「(ビジョン−魅力ある日本−のとりまとめについて)これからの日本が目指していくべき先を、会員・国民にわかるようビジョンとしてまとめるべきだと考えた。25年先を見越して、その理想像に向かって努力していこうということであり、2020年の日本を、世界から尊敬され、また住んでみたい、仕事をしたいと思われる国にしたい。
(もんじゅの事故について)ナトリウム漏れは、溶接箇所から起こったとのことだが、技術者の一人として、ああいうことは、あってはならないと思う。ナトリウムは危険物であり、取扱いには慎重の上にも慎重を期すべきだが、同時に、ナトリウムと放射能は別だという理解も必要である。日本は被爆国であり、核アレルギーが強いのは当然だが、正しく理解することが大切である。」
1月24日(水)
四国地方経済懇談会
「四国ではまだまだ景気回復が実感できないとのことだが、一方、四国には、特定分野ながら日本一、世界一を誇る企業が70社以上あると聞き、勇気づけられた。」
1月25日(木)
関西会員懇談会後の記者会見
「ビジョンでも、阪神・淡路被災地の復興事業を優先課題のひとつとしてとりあげており、何かをしなければと思っていたが、牧会頭からお話を伺い、復旧・復興が必ずしも順調でないことを知った。地元の方々の声を聞くためにも、次回6月の懇談会は神戸で開催することにした。」
1月29日(月)
財界賞・経営者賞授賞式において挨拶
「賞状に規制緩和、政治資金等への取組みということが書かれているが、まだまだ不十分で、これから頑張れという激励の言葉と受け止めている。
先程、花束を贈呈してくれたやわらちゃん(田村亮子選手)と写真に収まるのは、ユニバーシアードの感謝祭の時以来2度目だが、前回は4人一緒で、今回は2人だけで撮ってもらった。私についてくれているSPさんはとても大きいが、やわらちゃんと試合をすれば投げ飛ばされてしまうそうだ。」
1月30日(火)
第1回政経懇談会に自民党山崎政調会長を招いて
「政治と経済は、ますます密接な関係になっている。経団連としても、政治に対する認識や理解を深めるため、次代を担う有力な政治家の方々と率直な意見交換の場を設けた次第である。」
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