掲示板

『社会貢献白書1996』を発行


『社会貢献白書1996』

経団連では、社会貢献推進委員会(椎名武雄委員長)や1%クラブ(若原泰之会長)、あるいはCBCC(海外事業活動関連協議会 黒澤洋会長)の活動等を通じ、企業が社会貢献活動を推進するための具体的方策や環境整備のあり方について検討するとともに、実際に寄付やボランティア活動が社会に根づくよう、実践的な活動を積み重ねてきた。一方、企業の社会貢献活動はNPO(非営利組織)やボランティア団体など、市民活動団体との連携をも視野に入れた拡がりを見せている。先の阪神・淡路大震災において、企業は市民団体と連携した救援活動を実施するにいたった。

本書は、経団連が5年間に渡って実施してきた「社会貢献・国際文化交流活動実績調査」結果をもとに、社会貢献支出総額など、企業の社会貢献活動の動向などについて分析するとともに、寄付や自主プログラムなど、各社が実施している活動事例を一覧形式で掲載している。また、企業の社会貢献活動の現状と課題、経団連で実施している社会貢献活動、阪神・淡路大震災における企業の救援活動などについて紹介している。

本書のように、企業の社会貢献活動を網羅的に紹介している文献は少ない。各社の社会貢献担当部署の方々、大学やシンクタンクの研究者の方々、あるいは企業の社会貢献活動に興味をもっている学生の方々などに是非ご一読いただきたい。

6月の下旬から大手書店にて販売する。定価は 2,500円。お問い合わせは、日本工業新聞社(電話 03−3292−6131)まで。


くりっぷ No.34 目次日本語のホームページ