海外からの来訪者
6月3日
- 来訪者
- チュアン・リークパイ前タイ首相
- 経団連側応接者
- 瀬谷日タイ貿易経済委員長、藤原常務理事ほか
- ポイント
- 《チュアン前首相の発言要旨》
- タイ経済は農業との関係が深い。今後とも環境問題に配慮しつつ農業を発展させたいので、日本の支援を望む。
- 現在、タイのマンゴスチンは、冷凍品を除いて対日輸出できない。害虫はつかないので、輸入を検討してほしい。
- アセアンにカンボジア、ラオス、ミャンマーを加えた10カ国の間で、経済協力を進めたい。特に、縦断道路建設などで積極的に貢献したい。
6月11日
- 来訪者
- 砂川米州開発銀行民間部門局局長、サントスAIG-GEラテンアメリカ・インフラ基金新興市場パートナーシップ・ラテンアメリカ局局長
- 経団連側応接者
- 由布JAIDO社長、藤原常務理事ほか
- ポイント
- 《サントス局長の発言要旨》
- AIG-GEラ米インフラ基金は、ラ米でのインフラ整備を目的とする株式投資を行なう。主要スポンサーは、AIG-GEグループで、主要投資先は、メキシコ、コロンビア、ペル−、ブラジル、チリ、アルゼンチンの6カ国である。主要投資分野は電力、運輸、通信となっている。最終出資額10億ドルを目標としている。
《砂川局長の発言要旨》
- ラ米におけるインフラ需要は、年間600億ドルある。
- 95年に米州開発銀行に新設された民間部門局は、インフラ・プロジェクトへのロ−ンの提供、保証業務を行なう。これまでに6件のプロジェクトを承認しており、総コストは10億4400万ドル。ロ−ン金額は2億3600万ドルである。
6月13日
- 来訪者
- リオ・グループ・経済ハイレベル訪日団一行
- 経団連側応接者
- 高垣中南米地域委員会委員長
- ポイント
- メルコスール諸国、アンデス諸国、中米諸国ならびにラテン・アメリカ統合連合の最新の情勢について、それぞれ説明がなされ、今後ともわが国経済界との対話と協力を一層強化していきたい旨、強調された。
くりっぷ No.35 目次/日本語のホームページへ