経団連くりっぷ No.44 (1996年11月28日)

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1%クラブ体験ボランティアへのお誘い


経団連1%クラブでは、毎年春と秋に体験ボランティアを実施しています。

「ボランティア活動を始めるきっかけがほしい」「自分にあった活動分野を探したい」「ボランティア活動をしている人たちと意見交換をしたい」・・・そんな企業人の方々の思いをサポートするプログラムです。本年度は、日本青年奉仕協会、日本環境福祉協会の協力を得て、企業人のボランティア・リーダーたちが準備、運営にあたっています。

去る10月26日(土)には、「元気もりもり おおたかの森!〜秋の雑木林にあそぶ」と題して、武蔵野の雑木林を守る活動を行なっている「おおたかの森」トラストを訪ね、周辺地域のハンディキャップを持った方々と一緒に、地域の自然保護について考え、交流を深める活動を行ないました。当日の参加者は、企業人ボランティア57名、ハンディキャップを持つ方々17名、スタッフ21名に「おおたかの森」トラストなど受入側を含めると100名という大人数となりました。午前中は4つのグループに分かれて、薪割り、炭焼き、しいたけ作業に汗を流し、煙に涙しながら楽しい一時を過ごしました。その合間に作ったあつあつの豚汁とほかほかの焼きいもを囲んでの交流は、参加者をさらにあったかい気持ちにしてくれたことでしょう。午後には森の散策、清掃作業を行ない、参加者は散乱するビニールや空缶、パチンコ台、ベッド等に大変なショックを受けました。日本人のモラルの低さを嘆き、果てしないゴミの一部を片づけながら、森の豊かな生態系を守っていくことの意義を痛感して一日を終えました。

このような新たな発見と出会いが待っている体験ボランティアに是非ご参加下さい。次回、来年3月の開催に向けて今からボランティア・リーダーたちが魅力的なプログラムの提供に向けてがんばっています。

〔連絡先〕
経団連1%クラブ事務局(企業・社会グループ内)
担当 長沢 TEL 03-3279-1411(内線3655)


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