経団連くりっぷ No.46 (1996年12月26日)

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1%クラブ・チャリティー・フェスティバルを開催


1%(ワンパーセント)クラブでは、11月30日(土)に恒例のチャリティー・フェスティバルを開催した。土曜日午前中からのプログラムにもかかわらず、 250名近くにご参加いただいた。

まず、アフリカ・モーリタニアで現地支援活動を行なっているNGO「Save the Africa」代表の金森立(パリ・ダカールラリードライバー)氏から「サハラを駆けるNGO―砂漠を憎み、砂漠を愛する人たち」とのテーマでお話を伺った。金森氏はパリ・ダカールラリー参戦中、すぐに砂に埋もれてしまう家屋や社会インフラ、水もままならない食生活など、モーリタニアの人々の過酷な砂漠での生活に出会い、レーシングドライバーならではの支援活動を開始した。当日は、日本にはほとんど情報の入らないサハラの暮らし、また現地でのNGOの役割について伺った。

岩井さんの「語り芸」

引き続いて、「わたぼうし語り部座」の座長岩井菜穂美さん、吉良幸英さんから「語り芸」をご披露いただいた。「わたぼうし語り部座」では、座員がハンディキャップを持ちながらも、自らの障害を個性として「語り芸」の形で表現する。岩井さん、吉良さんの落ちついた、そしてコミカルな語り口による「語り芸」に会場は引き込まれた。

午後には毎年恒例になっているチャリティー・バザーならびにオークション、ビンゴゲームを実施した。当日のチャリティー・バザーならびにオークションの売上げ等、90万9,314円については、1%クラブの寄付対象団体の中から会員の投票によって選ばれた5団体に寄付された。

チャリティー・フェスティバルは、会員企業からご提供いただいた多数の物品と、40人を超える企業人ボランティアによって成り立っている。ご協力いただいた会員各位には、あらためて御礼申し上げる。


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