経団連くりっぷ No.49 (1997年 2月13日)
海外からの来訪者
1月14日
- 来訪者
- 欧州評議会議員会議
経済開発委員会一行(シュヴィマー団長以下16名)
- 経団連側応接者
- 島本国際本部長
- ポイント
- シュヴィマー団長発言要旨
「欧州評議会は、1949年、民主主義、人権尊重、法の支配の三原則の下、西側欧州諸国の協力強化を目的に、仏のストラスブルグに設置された。89年以降、露、中・東欧諸国の欧州評議会への加盟申請が始まり、現在、総加盟国数は40カ国に達する。今回の訪日の目的は、昨年10月、日本が欧州評議会の国際オブザーバーに就任したので、同評議会に対する日本側の理解を深めるとともに政治・経済関係を強化することにある。今後、欧州評議会と経団連との対話を強化し、中東問題をはじめとする国際問題、経済問題等に関して定期的に意見交換をしたい。」
1月21日
- 来訪者
- ファン・レボジェード メキシコ外務次官
マヌエル・ウリベ 駐日メキシコ大使 他8名
- 経団連側応接者
- 川本日本メキシコ経済委員長
島本国際本部長
- ポイント
- 本年は日本人メキシコ移住100周年に当たるが、これを単に過去の移民の貢献の顕彰にとどめず、将来に向けて新たな日墨関係の構築を考える機会とすべきである。
- 日本はメキシコにとって従来以上に良いパートナーとなり得る。日本からの投資が自動車、エレクトロニクスなどの既進出分野以外にも広がることを期待している。またメキシコ輸出産品の多角化に当たり、日本の商社による支援を期待している。
- 3月にセディージョ大統領が訪日する際には、こうした点について具体的な成果を上げられればと考えている。
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