経団連くりっぷ No.54 (1997年 4月24日)

重油流出事故に対してさまざまな支援を実施

「重油流出事故被害支援に関する緊急アンケート」調査結果から


経団連は、会員企業・団体を対象に、ロシアタンカー重油流出事故被害への支援に関するアンケート調査を実施し、403通の回答を得た。回答総数の33%にあたる133社が義援金を拠出し、総額は2億7,200万円(金額記入のあった127社分のみ)となった。また、42%にあたる171社がドラム缶等の物資を提供し、総額は4億9,100万円(金額換算した113社分のみ)となった。

このほか、今回の事故被害に当たって、86社が情報を提供して社員へボランティア活動を呼びかけ、31社がボランティア活動を申し出た社員への金銭面等での支援を実施した。また、ボランティア活動をするための休暇制度については、すでに設けているところが93社、5社が今回限りの特別休暇、ボランティア休暇の新設が1社であった。以上、各社は金、物、人の面で、重油流出事故被害への支援を行なっていたことが明らかになった。

義援金総額、救援物資総額


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