経団連くりっぷ No.70 (1998年1月8日)
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経団連・世界銀行共催環境シンポジウムを開催
COP3会期中の12月5日、京都にて、経団連自然保護基金運営協議会は世界銀行との共催で自然保護シンポジウムを開催しました。参加者は90名を超え、その顔ぶれは極めて多彩で、企業、研究機関、政府機関、内外のNGOの参加により、セクターおよび南北の枠を超えた下記のような議論が展開されました。
気候変動は、生物多様性の減少、森林破壊、砂漠化等大きな地球規模の問題(地球環境問題)が、密接に関連している。これらを解決するにはテクノロジーだけでなく、排出権取引のような政治的なアプローチも必要である。
地球環境問題については将来の地球への影響が科学的に解明されるのを待ってからでは遅く、早急な対応が必要である。
途上国においては1人当たりの所得の減少と戦いながら、健康の問題と自然保護の問題に同時に取り組まなければならない、極めて困難な立場にある。
地球環境問題の解決には国際的な協力が不可欠である。
先進国、途上国に関係なく、各個人が真剣に取り組むべき問題であり、ここでのNGOの役割も重要だ。
自然との共生を考え、ライフスタイルを転換する必要がある。
《経団連自然保護基金 岸岡》
経団連自然保護1998年度支援案件公募中
経団連自然保護基金では1998年度支援案件を公募中(締切:3月2日)です。
申請希望の方は下記までご連絡下さい。
〒100 千代田区大手町1−5−4 大手町フィナンシャルセンター22F
経団連 自然保護基金
Tel 03-3212-8220
Fax 03-3212-8222
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