経団連くりっぷ No.73 (1998年2月26日)
海外からの来訪者
2月10日
- 来訪者
- EAC(東アフリカ協力)諸国閣僚訪日使節団、
キクウェテ・タンザニア外務・国際協力大臣、
ビウオット・ケニア東アフリカ・地域協力大臣、
カダガ・ウガンダ外務担当国務大臣、ムタウラEAC事務局長
- 経団連側応接者
- 笠原中東アフリカ地域委員長、
島本国際本部長
- ポイント
- EACは、ウガンダ、ケニア、タンザニアの3国が、政策調和と共同市場の創設を目的に設立した。3国あわせて8,000万人に達する人口を有し、農業、漁業、鉱業、観光をはじめ発展の潜在力ある地域である。
- 東アフリカは、すでに日本企業の大きな市場となっている。現在は、さらなる産業誘致のための条件整備を進めており、EACの投資環境改善に資するいかなる提案も歓迎する。
- EAC3国は、現在、電気通信網の整備、民間航空管制の統一、道路網の整備等に取り組んでいる。日本政府には資金援助を依頼しているが、何にもまして民間企業の投資を受け入れたい。
2月10日
- 来訪者
- アギレラ・グアテマラ共和国外務次官
ゴンサレス駐日グアテマラ共和国大使
- 経団連側応接者
- 糠沢専務理事
- ポイント
- グアテマラは米州の中心にあり、NAFTAのメンバーであるメキシコの隣りに位置する。インフレ率は7%、失業率は約6%で、為替レートもここ数年安定している。政府は経済開放政策をとっており、日本からの投資、特に観光やフリーゾーンへの投資に期待している。
- グアテマラは、ホンデュラス、エル・サルヴァドル、ニカラグア、コスタ・リカとともに中米統合市場を結成しており、パナマ、ドミニカ共和国もこれに参加を希望している。
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