第9回在外委員会議(於 バンコク)/3月1日〜2日
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経団連では、毎年1回、国際文化交流プロジェクトを実施しているアセアン5カ国(タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピン)の日本人商工会議所の文化交流担当役員らを招いて在外委員会議を開催している。本年は、国際協力委員会国際文化交流部会(部会長:高橋 大日本印刷専務取締役)において、各プロジェクトの実施期限終了への対応および経団連が本来果たすべき役割などについて検討中であることから、同部会メンバーの参加も得て、3月1日、2日の両日、バンコクにおいて開催した。なお、日本から参加したメンバーは、翌3日にはタイ東北部の「経団連スカラシップ」対象校2校を訪問し、4日にはクアラルンプールにおいてマレーシア戦略国際問題研究所(ISIS)日本研究センターの第7回アドバイザリー・グループ会議に出席した。
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![]() 日枝国際協力委員長代行 |

経団連スカラシップ奨学生と
(上段中央が高橋国際文化交流部会長)
会議には、日本・マレーシア双方6名ずつのアドバイザリー・グループメンバーと、オブザーバーが出席した。ノルディン・ソピーISIS会長の開会挨拶、日枝委員長代行の挨拶に続き、ISIS側から97年度の活動報告・決算と98年度の活動計画・予算に関する説明があり、その後、意見交換を行なった。経団連側からは、センターの活動・運営について、同センター支援事業の参加企業から寄せられた意見・要望を発表した。他方、ISIS側からは、98年に同センター支援事業の期間が終了することから、支援継続の要請があった。