経団連くりっぷ No.84 (1998年8月27日)

情報化に対応した学校教育を望む

情報ネットワークを活用した教育で次代の人材の育成を


経団連では、7月21日に「次代を担う人材と情報リテラシー向上策のあり方に関する提言」をとりまとめ、情報ネットワークを活用した教育の推進を強調している。

欧米諸国や他のアジア諸国では、教育の情報化を国家戦略と位置付けている。とくに、米国は、2000年までに全教室をインターネット接続する方針を打出している。これに対して、わが国の場合、全学校への接続目標は、中高等学校は2001年度、小学校は2003年度というのが実状である。

そこで、目標の前倒し(2000年度までに接続完了)と全教室への早期接続を提言している。

インターネットに接続している国公立学校の割合
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