経団連くりっぷ No.84 (1998年8月27日)

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経団連・世銀人事交流プログラム


経団連では国際協力委員会(共同委員長:香西昭夫住友化学社長・日枝久フジテレビジョン社長)が中心となって、これまで2度にわたり経団連・世銀年次会合を開催するなど、世界銀行とのパートナーシップ強化に向けて種々活動しております。

そもそも、経団連・世銀パートナーシップは1994年9月に経団連・経済協力政策対話ミッションが世銀本部を訪問した際に、プレストン総裁(当時)が「世銀の創設50周年にあたり、世銀として民間セクターの開発支援を重視し、民間との協力という新たなパラダイムに目を向けたい」との意向を表明したのが契機となっております。ウォルフェンソン現総裁の下でこの関係はさらに強化され、これまでにセミナーの開催などさまざまなジョイント・イニシアチブがとられて参りました。

このパートナーシップ強化の一環として、人事交流プログラムがあります。同プログラムは、経団連会員企業の第一線で活躍する人材を世界銀行の各部署に2年程度派遣し、また逆に、世界銀行の職員を経団連会員企業で受入れ、相互に経験やノウハウを分かち合うことを目的としております。

これまでに、金融、商社、メーカーなどから計5名の人材の世銀への派遣が実現しております。また、世界銀行職員の受入についても金融、商社中心に計3名が実現しております。経団連では今後とも同プログラムを継続していく旨世界銀行側と合意しております。つきましてはご関心の企業は下記までご連絡下さい。

〔連絡先〕
国際本部国際協力グループ 森田
TEL 03-3279-1411

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