経団連くりっぷ No.98 (1999年3月25日)

掲示板

OECDの国際ルールづくりに参加しませんか?
〜OECD諮問委員会へのご入会のご案内


国際ルールづくりとOECD

経済活動のグローバル化が急速に進むなか、これに関わる国際ルールづくりもますます多様化、複雑化しております。こうしたなか、経済協力開発機構(OECD)も、本来の役割である先進国間のマクロ経済政策の調整に加え、さまざまな分野での国際ルールづくりに活動の重心を置くようになってきました。
最近では、本年2月に発効した外国公務員に対する贈賄の防止に関する協定、国際的な電子商取引の枠組みづくり、コーポレート・ガバナンスに関するガイドラインの検討、国別の規制制度改革のレビューなど、産業界にとって重要な課題を数多く取り上げています。

BIACとは

OECD加盟国の産業界は、公式の諮問機関であるBIAC(Business and Industry Advisory Committee to the OECD)を組織し、OECDと頻繁に意見交換を行なうとともに、積極的な政策提言を行ない、産業界の意見の反映に努めています。経団連もOECD諮問委員会(河村健太郎委員長)を窓口としてBIACに加盟し、こうしたBIACの活動に積極的に参加しています。
パリにあるBIAC本部の活動の詳細については、BIACホームページ《http://www.biac.org》をご参照ください。

OECD諮問委員会の活動

  1. 機関誌『BIAC News』を定期的に発行し、OECDやBIAC本部の活動状況を紹介しています。
  2. 希望される委員の方にはBIAC本部の各委員会(経済政策、貿易、多国籍企業、技術、情報通信、環境、税制、雇用・労働等)にご参加いただいております。本部委員の方々には、BIAC本部より関連資料や関連会合の案内状が随時送付されます。
  3. BIAC本部の会合に出席された委員の方々による報告会や、OECD関係者との懇談会を随時開催しております。
OECDが扱う問題がますます多様化、複雑化するなか、多くの企業の方々にOECD諮問委員会の活動に積極的にご参加いただきたいと存じます。


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