掲示板
APECメンバー21カ国・地域の首脳から指名されたビジネス界の代表者３名ずつで構成されているABAC(APECビジネス諮問委員会)は、1996年の発足以来、毎年、APECメンバー国・地域の民間経済界の意見を反映した要望書をまとめAPECに提出するとともに、APECの首脳ならびに閣僚との直接対話を通じて要望の実現に向けて尽力してまいりました。
わが国においては、代表である松下電器産業の松下副社長、富士総合研究所の楠川特別顧問、システムス・インターナショナルの荒井会長に対して、これまで経済団体ベースで支援をしてまいりましたが、経済界としてAPEC／ABAC活動により効果的に取り組むため、企業の参加も得たABAC日本支援協議会を設立させることになりました。
欧米民間経済界では、今後形成される国際的ルールが自らのビジネスに有利なものとなるよう、政府間交渉に積極的に関与し、時には交渉をリードする動きが顕著になっております。そのような中、ABACは、APEC活動に関する諮問から、WTO交渉やその背景にある新たなビジネス環境の整備に向けた政府間交渉の前哨戦になりつつあります。
そこで、ABAC日本支援協議会を発足させ、ABAC日本代表の活動に対する支援を拡充・強化するとともに、経済界としてAPEC／ABAC活動に効果的に取り組んでいきたいと考えています。つきましては、上記の趣旨をご賢察のうえ、ABAC日本支援協議会に参加頂きたく、ご協力の程お願い申しあげます。
| １．組織 |
会長：立石 オムロン会長（経団連アジア大洋州地域委員会共同委員長） 理事：主要企業代表者25名程度 顧問：経済５団体（経団連、日商／東商、日経連、同友会、関経連）の長 |
|---|---|
| ２．会費 |
下記に定める年会費を徴収し、協議会運営費に充てる。 会員：１口10万円、１口以上 理事：同、３口以上 |
| ３．ABAC日本支援協議会事務局 | |
| ABAC日本支援協議会事務局を、当面、経団連に置き、経団連事務局が業務協力を行なう。 | |