経団連は、「2010年に産業部門およびエネルギー転換部門からのCO2排出量を1990年以下に抑制するよう努力する」という目標を掲げ、各業種、企業とも、この達成に向けて努力している。先般行なった第2回フォローアップの結果、今回の対象年度である1998年度のCO2の排出量は、景気動向に加え、各業種、企業の温暖化対策が功を奏し、1.26億t-Cとなり、1990年度比で2.4%減少、1997年度比で6.0%減少したことが明らかになった。(31業種が第2回フォロ−アップに参加)
また、2005年度のCO2排出量は1.34億t−C(1990年度比約4%増)、対策を実施しない場合の2010年度の排出量は1.42億t−C(1990年度比約10%増)と見込まれる。