経団連くりっぷ No.113 (1999年11月25日)
掲示板
宇宙開発・利用シンポジウムのご案内
「宇宙利用フロンティアの拡大と岐路に立つわが国の宇宙開発」
衛星等の実利用が急速に進み、宇宙は、気象観測、環境監視、衛星通信・放送、カーナビゲーション等、われわれの日常生活に必要不可欠な、「陸・海・空に次ぐ第4のインフラ」となっています。また、2004年には、わが国も参画している国際宇宙ステーションの運用が開始されるなど、宇宙利用のフロンティアは今後も一層拡大していくと予想されます。
一方、このような宇宙利用を支えるわが国の宇宙開発をめぐりましては、一連の事故・不具合が発生するなど、宇宙開発を取り巻く環境が大きく変化する中で、先端的技術開発を目指すわが国の宇宙開発の今後のあり方が問われております。また、わが国宇宙産業におきましても、信頼性の向上、国際競争力の強化に向けて取り組むべき多くの課題がございます。
そこで、宇宙開発利用推進会議では、標記シンポジウムを開催し、世界的な宇宙利用市場の現状と展望、宇宙を利用したビジネス展開、それを支えるわが国の宇宙開発の今後のあり方、わが国宇宙産業の課題と取組み等についてご議論いただき、今後のわが国の宇宙開発利用政策の展開の一助にさせていただきたいと考えております。是非、ご参加下さいますようご案内申し上げます。
また、当日はシンポジウム終了後、引き続きレセプションを予定しております。併せてご参加下さいますようお願い申し上げます。
記 |
- 開催日時・場所(入場:無料)
- (1) シンポジウム:
- 1999年12月13日(月) 14:00〜17:30
経団連会館 12階 ダイアモンド・ルーム
- (2) レセプション:
- 17:30〜19:00(9階 クリスタル・ルーム)
プログラム(案)
- (1) 開会
- 谷口一郎 経団連宇宙開発利用推進会議会長
- (2) 基調講演
- 斎藤鉄夫 科学技術庁政務次官
「宇宙利用に寄せる期待とわが国宇宙開発政策の目指すべき方向」
- (3) 講演
- 「宇宙開発利用を支えるわが国宇宙開発体制のあり方」
山野正登 宇宙開発事業団顧問
- 「欧州宇宙産業のダイナミズム」
鈴木敏夫 宇宙開発利用推進会議企画部会長(三菱電気副社長)
- 「米国の宇宙利用開発政策と宇宙ビジネスの拡大:失敗を乗り越えて」
NASA日本代表 ギルバート・カーカム氏
- (4) パネルディスカッション
「宇宙利用の将来と岐路に立つわが国宇宙開発のあり方」
- モデレーター:
- ノンフィクション作家 山根一眞氏
- パネリスト:
-
中川秀直 衆議院議員(自民党宇宙開発特別委員長)、
東海大学 畚野(ふごの)信義教授、
NTTサテライトコミュニケーションズ 鮫島秀一社長、
CSP社、三菱電機 谷口一郎社長 ほか
|
|
- 【お申し込み・お問い合わせ先】
- 経団連 産業本部技術グループ 和田
TEL 03-3279-1411
|
くりっぷ No.113 目次/日本語のホームページへ