経団連くりっぷ No.114 (1999年12月9日)
海外からの来訪者
11月24日
- 来訪者
- アルミール・ジョゼ・デ・オリベイラ・ガブリエル ブラジル・パラ州知事、
ダニーロ・レモール パラ州工業連盟会長、
フェルナンデス・ギマランエス・ヘイス 駐日ブラジル大使 ほか9名
- 経団連側応接者
- 室伏 日本ブラジル経済委員会委員長 ほか
- 発言要旨
- パラ州は、カラジャスの鉄鉱石などの鉱物資源に加え、農産品、水産資源、木材資源が豊富である。また、観光産業も盛んである。
発電・送電関連、道路、水路などインフラの整備が推進されている。特に、ツクルイ水力発電所の水門建設プロジェクトが実現すれば、ブラジル中央部で生産された農産物、鉱産物、木材などを、大型船舶で河川水路を通じて北部に運搬することが可能となる。この結果、現在の陸路での輸送コストを約4分の1に削減でき、パラ州都のベレーン港からの輸出も可能となる。
11月29日
- 来訪者
- アントニオ・ウエノ ブラジル・パラナ州友好経済使節団団長 ほか7名
- 経団連側応接者
- 島本 国際本部長
- 発言要旨
- 1998年の日本人ブラジル移住90周年式典の際に、パラナ州政府と、伝統ある日系ブラジル人団体の北パラナ・スポーツ連盟が、日系人にとって神聖な土地であるロランディア市において、温泉、ホテル、野球場、総合住宅などを含むテーマパークの建設に合意し、州政府の資金援助が決定した。
このプロジェクトは、株式公開をも視野に入れた事業として展開する予定であり、フィージビリティ・スタディは未実施であるが、日本企業にはこうした初期段階から検討に参加して欲しい。
なお、若干の関連資料を預かっているので、ご関心の向きがあればお問い合わせ頂きたい。
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