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すでに新聞・テレビ等で報道の通り、本年に入り、東南部アフリカ諸国は、雨季に伴う降水量の増大に加え、サイクロンの発生・到来が重なり、未曾有な規模の水害に見舞われております。
さる3月17日には、在京アフリカ諸国外交代表団(幹事:ファラ駐日ジプチ大使)が経団連を訪問、被災地の窮状を説明方々、支援要請がありました。なお、現時点の被害を国別に簡単にまとめると、以下のとおりです。
南アフリカ共和国 | 北部州でダムが8つが決壊。黒人居住区の一部が水没。 | |
ボツワナ共和国 | 東部で住宅、道路、橋梁が水没。 | |
ジンバブエ共和国 | 南部で大規模水害。住宅、道路、橋梁が崩壊、寸断。 | |
マラウィ共和国 | 主に南部地方で大規模水害。住宅、道路、橋梁に被害。 | |
モザンビーク共和国 | 南部で国土の大部分が水没。 | |
マダガスカル共和国 | 東部・西部ので大規模水害。住宅・道路・橋梁が崩壊・寸断。 |
さらに今後、復興が進むにつれて、食糧支援やマラリア・コレラといった疫病への対策だけでなく、崩壊した経済社会インフラの再構築が必要になってまいります。
被災国は、これまで自助努力による救済・復興を続けてまいりましたが、今次被害は明らかに自助の限界を超えており、世界各国に救援を求めております。これに応え、わが国をはじめ各国政府や国際赤十字等が、すでに援助の手を差し伸べております。
経団連としては、事実関係と、日本赤十字社が開設した義援金受付け口座をご紹介し、ここに各位のご理解と暖かいご支援をお願い申しあげます。