経団連くりっぷ No.140 (2001年1月25日)

企業に定着する社会貢献活動

−1990年代を通して、一定水準を維持


社会貢献推進委員会および1%クラブでは、企業の社会的責任と社会参加の観点から、社会貢献活動の推進と環境整備に努めてきており、同活動の一環として、2000年7月〜9月、「1999年度社会貢献活動実績調査」を実施した。回答社数は324社(回答率30.9%)。

「寄付金額」(社会貢献を目的とした寄付金、現物寄付等)と「自主プログラム(各社が自ら実施する社会貢献プログラム)支出額」の合計である「社会貢献活動支出額」は、1999年度は総額で1,246億円、回答した309社の1社平均は4億300万円と、2年ぶりに4億円を上回った。

厳しい経済状況にもかかわらず、企業の社会貢献活動支出額は1990年代を通じて1社平均4億円前後で推移しており、利益の変動に大きく左右されることなく、社会の一員として、着実に多様な活動を行ってきている。

社会貢献活動支出額の推移
(詳細は 経団連の主張 (提言・意見書等) テーマ分類 「企業と社会の関係」 ご参照)

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