経団連くりっぷ No.143 (2001年3月8日)

掲示板

OECDの国際ルールづくりに参加しませんか?
−OECD諮問委員会へのご入会のご案内


広がるOECDの活動領域

経済協力開発機構(OECD)は、経済活動のグローバル化が急速に進む中で、さまざまな分野での国際的なルールづくりを積極的に行うようになって参りました。
例えば、電子商取引の枠組みづくり、外国公務員に対する贈賄の防止協定、多国籍企業ガイドラインの改訂、遺伝子組み換え食物の安全性基準、国際租税に関するさまざまなルールなど、産業界の活動に直接重大な影響を及ぼすテーマがここ数年取り上げられております。

BIACの役割

BIAC(The Business and Industry Advisory Committee to the OECD)は、OECD各加盟国を代表する経済団体により構成されるOECDの公式の諮問機関です。さまざまな問題について産業界の立場から意見をとりまとめ、OECDに提言をしています。また、OECDとの間で双方向の意見・情報交換を進めています。

OECD諮問委員会の主な活動

日本からは経団連がOECD諮問委員会(委員長 生田正治 商船三井会長)を通じて、BIACの活動に積極的に参加しています。主な活動は以下の通りです。

  1. BIAC本部の各委員会(経済政策、情報通信、産業技術、環境、税制、国際投資・多国籍企業、貿易、雇用・労働など)活動に日本企業の代表の方々にご参加頂き、日本の産業界の意見がOECDやBIACの活動に反映されるよう努めております。
  2. OECD関係者、日本政府関係者などとの懇談会を随時開催しております。
  3. 機関紙『BIAC NEWS』を定期的に発行するなど、BIAC本部の活動をご紹介しております。

先進国が直面する問題が多様化、複雑化する中で、OECDの重要性がますます高まっております。今後、さらに多くの企業の皆様にOECD諮問委員会の活動に対し積極的な参加をして頂きたいと存じます。
ご関心のある方は、下記まで是非ご連絡下さい。

【本件ご連絡先】
国際経済本部 白戸
TEL 03-3279-1411

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