経団連第63回定時総会
冒頭、議事録署名人には、手島忠氏(ニチレイ社長)、村上仁志氏(住友信託銀行会長)が指名された。
内田事務総長からの説明があった後、原案通り承認された。
内田事務総長からの説明、宮内監事からの監査報告があった後、原案通り承認された。
片田副会長・財務委員長から、概要以下の説明があった後、原案通り承認された。
国民の不安感を払拭し、将来への展望を切り拓くためには、税制、地方財政、社会保障を包括した財政構造改革のグランドデザインを政府が国民に対して提示することが急務である。一方、企業としても経営革新に努めるなど、新たな成長の基盤を自ら築いていかねばならない。以上のような企業・政府双方の構造改革を推進していく。
また、市場のグローバル化が進む中にあって、わが国企業にとっては、国際的な事業展開が円滑に進むような環境が必要である。同時に、わが国としては、世界から信頼を集め、リーダーシップを発揮できる国を目指さなければならない。そのような目標を達成するためにも、積極的な民間経済外交を展開していく必要がある。
さらに本年度は、来年5月の日経連との統合に向けた準備を本格化させる。両団体の会長・副会長が懇談する機会を適宜設けるほか、重要政策課題について委員会を共同で開催するなど、両団体の連携を深めていく。
収入は、会費収入に雑収入などを加えて、計36億1,679万円を見込んでいる。支出については、引き続き委員会活動を活発化していく必要があるため、2000年度決算に比べ、事業費は約6%増とする一方、管理費は経費削減に努め、ほぼ同水準にしている。
北岡事業委員長から説明があった後、原案通り承認された。
片田副会長・財務委員長から、概要以下の説明があった後、原案通り承認された。
2001年度は、政策研究活動として「市場」と「小さな政府」を座標軸に、
副会長として新たに、西室東芝会長、吉野本田技研工業社長の2氏が選任された。また、評議員会副議長には、鈴木イトーヨーカ堂社長、高原ユニ・チャーム社長、庄山日立製作所社長の3氏が選任された。この他、顧問、推薦会員、監事、常務処理役員等の選任が行われた。
大賀副会長から趣旨説明があった後、原案通り採択された。
(12頁に全文掲載)