経団連くりっぷ No.156 (2001年10月11日)

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「循環型社会を考えるシンポジウム」を開催します


循環型社会形成推進基本法、家電リサイクル法等のリサイクル関連法令の整備にみられるように、わが国において、これまでの大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会から、循環型社会への転換が急務となっています。

これまで廃棄物として取り扱われていた物を「循環資源」として再利用し、廃棄物の減量化や資源の有効活用を推進するためには、低廉で効率的なリサイクルシステムが必要となります。

リサイクルシステムは、循環資源の再生処理システム、再生資源を取り出した後の残さの処分システム、循環資源の輸送を担う静脈物流システム等から構成される総合的なシステムであるため、地方自治体、産業界、国民各層の積極的な取組みと高いリサイクル意識によらなければ容易に実現することができません。

今般、標記シンポジウムが開催され、循環型社会に向けた積極的取組みを進めている地方公共団体、産業界など、各界を代表する方々が参加し、先進的な取組み事例を紹介するとともに、循環型社会を支える最も重要な基盤である静脈物流システム、さらに、今後の静脈物流の主役として大きな期待が寄せられている海上輸送の活用等に関する討論等を行います。本シンポジウムには、経団連廃棄物・リサイクル部会長の庄子幹雄氏も参加されます。多くの方々のご参加をお願いいたします。

<基調講演>
  末吉興一北九州市長
<パネルディスカッション>
 ●コーディネイター
  竹居照芳日本経済新聞社論説委員
 ●パネリスト
  末吉興一北九州市長
  庄子幹雄経団連 廃棄物・リサイクル部会長
  益田 清トヨタ自動車 環境部長
  佐野角夫ソニー 顧問・社会環境担当
  細見好昭日本通運 取締役常務執行役員
  久保雅義エコマテリアル海上輸送研究会委員長(神戸商船大学教授)
シンポジウムプログラム
10月17日(水) 13:30〜16:30
13:00受付開始、開場
13:30開会、開会挨拶
13:35〜14:25基調講演
(休憩)
14:35〜16:25パネルディスカッション
16:30閉会挨拶、閉会
主催者:特定非営利活動法人リサイクルソリューション
財団法人港湾空間高度化環境研究センター(wave)
後 援:経団連、日本経済新聞社、国土交通省、経済産業省、環境省
日 時:10月17日(水) 13:30〜16:30
会 場:経団連会館 14階 経団連ホール
参加費:無 料

【お申し込み・お問い合わせ先】
(財)港湾空間高度化環境研究センター(wave)
TEL 03-5443-5385
担当:田中、五月女、加藤

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