経団連くりっぷ No.167 (2002年3月28日)

公正・透明な行政運営の確立には諸制度の運用改善が必要

−行政手続の在り方に関するアンケート調査結果を公表


行政改革推進委員会では、規制の制定から実際の運用に至る主なプロセス(行政手続法、パブリックコメント手続、日本版ノーアクションレター制度等)の運用実態を把握するため、会員企業を対象にアンケート調査を実施し、報告書 (PDF) をとりまとめた。公正・透明な行政運営の確立に向けて必要なことを尋ねたところ、行政側の意識改革、現行諸制度の改善を求める声が多かった。経団連としては、抜本的な行政改革、規制改革を進め、官民の意識改革も促しながら、官民の関係是正と公正透明な行政運営の確立に努めていきたい。


公正・透明な行政運営の確立に向けて、何が必要ですか
(複数回答)

行政手続法の改正 17
パブリックコメント手続、日本版ノーアクションレター制度の運用改善・内容充実 73
行政救済手続(行政不服審査法、行政事件訴訟法の改正等)の充実 19
民間側の意識改革(例えば、不合理な取扱いをされた場合には行政機関と積極的に争う) 50
行政側の意識改革 95
一層の行政改革、規制改革の推進、司法制度改革の推進 69
その他 10
回答件数

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