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経営タイムス No.2682 (2003年7月3日)

夏季賞与・一時金交渉/大手の86%で妥結

−194社平均は80万7566円


日本経団連は2日、「2003年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況<PDF>」(加重平均、中間集計)を発表した。これによると、調査対象(主要22業種、大手294社)の86.4%にあたる254社で妥結していることがわかった。このうち、集計可能な194社の妥結額平均は80万7566円で、昨年夏の同一企業の妥結実績(77万3184円)と比べると、額で3万4382円増加し、率でプラス4.45%となった。

製造業、非製造業別では、製造業168社の妥結額平均は79万3471円で、昨年夏の実績(74万7122円)と比べると、額で4万6349円増加し、率でプラス6.20%となっている。
一方、非製造業26社の妥結額平均は84万3045円で、昨年夏の実績(82万9744円)と比べて、額で1万3301円増加し、率でプラス1.60%となっている。

妥結額の分布を見ると、「65万円以上70万円未満」(27社、14.4%)が最も多く、以下、「55万円以上60万円未満」(26社、13.9%)、「60万円以上65万円未満」(24社、12.8%)と続いている。
また、昨年夏の実績と比べた伸び率の分布を見ると、「0.0〜2.0%未満」(44社、24.0%)が最も多く、次いで、「10.0%以上」(30社、16.4%)、「マイナス2.0〜0.0%未満」(21社、11.5%)の順となっている。


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