日本経団連タイムス No.2759 (2005年3月17日)

サイド・シラジュディン・マレーシア国王迎え歓迎昼食会

−日本経団連など経済5団体が開催


日本経団連、日本貿易会、経済同友会、日本商工会議所、日本マレーシア経済協議会の経済5団体は7日、都内のホテルでマレーシアのサイド・シラジュディン国王陛下の歓迎昼食会を開催、日本経団連の森下洋一評議員会議長(日本マレーシア経済協議会会長)ら、両国関係者約80名が出席した。

主催者を代表して、歓迎あいさつを行った佐々木幹夫日本貿易会会長は、日本とマレーシア両国の間に、貿易や投資、技術交流を通じた良好な経済関係と、文化・留学生交流による緊密な友好関係が築かれていることを指摘。その上で、両国政府が現在、EPA(経済連携協定)の締結に向けて交渉を進めていることに触れ、「両国にとって、より有益なEPAが一刻も早く締結され、両国経済がますます発展することを強く希望する」と述べた。

これを受けてあいさつしたマレーシアのレオ・マイケル・トヤド接伴大臣(観光大臣)は、日本のマレーシアに対するこれまでの協力に感謝の意を表するとともに、両国の交流がこれまで以上に深まることへの期待を述べた。その上で、EPA交渉が進められていることによって、「日本とマレーシアとの関係は新段階を迎えている」との認識を示し、EPA締結のあかつきには、日本からの投資や、両国間の貿易が増加し、「マレーシアと周辺地域全体の発展が期待できる」と語った。

【総務本部渉外担当】
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