日本経団連タイムス No.2760 (2005年3月24日)

約半数で回答、60社平均4943円、1.50%

−春季労使交渉・大手回答状況


日本経団連は24日、2005年春季労使交渉の大手企業回答状況(加重平均)の第1回集計<PDF>を発表した。

それによると、調査対象(22業種、大手288社)の約半数にあたる149社で回答(了承・妥結を含む)が示され、平均額がわかっている60社の回答額平均は4943円、アップ率1.50%であることが明らかとなった。これは、同一企業の昨年実績(4829円、1.46%)と比べると、金額で114円、率で0.04ポイントのプラスとなっている。製造業・非製造業別にみると、製造業52社の回答額平均は5390円、アップ率は1.65%で、昨年実績(5261円、1.62%)と比べると、金額で129円、率で0.03ポイントのプラス。一方、非製造業8社の回答額平均は3577円、アップ率は1.05%で、昨年実績(3535円、1.04%)と比べると、金額で42円、率で0.01ポイントのプラスという結果となった。

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同集計は今後、2〜3週間ごとに中間結果を発表、6月8日に最終結果を発表する予定。

【労働政策本部労政・企画担当】
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