日本経団連タイムス No.2810 (2006年4月20日)

春季労使交渉・中小の15%で回答

−110社平均3986円、1.51%/前年比147円、0.04ポイントプラス


日本経団連が19日に発表した2006年春季労使交渉・中小企業回答状況(加重平均)<PDF>によると、調査対象(従業員500人未満、17業種750社)の15.2%にあたる114社で回答(了承・妥結を含む)が示され、このうち平均額がわかっている110社の回答平均は3986円、アップ率1.51%であることが明らかになった。これは、同一企業の昨年実績(3839円、1.47%)と比べると、金額で147円、率で0.04ポイントのプラスとなっている。

製造業・非製造業別にみると、製造業85社の回答平均は4519円、アップ率1.69%となり、同一企業の昨年実績(4357円、1.63%)と比べると、金額で162円、率で0.06ポイントのプラス。
一方、非製造業25社の回答平均は2355円、アップ率0.93%となり、同一企業の昨年実績(2047円、0.85%)と比べると、金額で308円、率で0.08ポイントのプラスという結果となった。

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同集計は今後、2〜3週ごとに中間集計を発表し、7月中旬に最終集計を取りまとめる予定。

【労働政策本部労政・企画担当】
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