日本経団連タイムス No.2820 (2006年7月6日)

春季労使交渉、中小の66%で回答

−489社平均3910円、アップ率1.55%/額・率ともに昨年比微増


日本経団連は6月28日、「2006年春季労使交渉・中小企業回答状況(加重平均)」の第4回集計<PDF>を発表した。それによると、調査対象(従業員500人未満、17業種750社)の66.5%に当たる499社で回答(了承・妥結を含む)が示され、このうち平均額がわかっている489社の回答額平均は3910円、アップ率1.55%であることがわかった。同一企業の昨年実績(3663円、1.45%)と比べると、金額で247円、率で0.1ポイントのプラスとなっている。

製造業・非製造業別にみると、製造業345社の回答額平均は4296円、アップ率1.67%となり、同一企業の昨年実績(3959円、1.54%)と比べると、金額で337円、率で0.13ポイントのプラス。
一方、非製造業144社の回答額平均は2986円、アップ率1.24%となり、同一企業の昨年実績(2941円、1.23%)と比べると、金額で45円、率で0.01ポイントのプラスとなった。

次回の集計(最終集計)は、7月中旬に発表の予定。

【労政第一本部労政担当】
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