日本経団連タイムス No.2859 (2007年5月17日)

発明協会が07年度全国発明表彰

−日本経団連会長発明賞 日本電気が受賞


発明協会(常陸宮殿下総裁、豊田章一郎会長)では、わが国の科学技術の向上と産業振興に寄与することを目的として、発明を完成した人、実施化に尽力した人、発明の指導・奨励・育成に貢献した人を顕彰する全国発明表彰を毎年実施している。

今年度の表彰については、全国47都道府県の発明協会の支部等から多数の応募があり、全国発明表彰選考委員会における慎重な審議を経て、4日に受賞者が発表された。

最も優れた発明者に授与される恩賜発明賞は、山形富士通の「磁気交換結合による熱安定性磁気記録媒体の発明」が受賞。また、特別賞の日本経団連会長発明賞は、日本電気ナノエレクトロニクス研究所の「化学増幅型フォトレジスト用材料の発明」が受賞した。

なお、表彰式は、6月19日に開催される予定。

【産業第二本部開発担当】
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