日本経団連タイムス No.2874 (2007年9月6日)

「うるうるパック」の詰め合わせ作業実施

−新潟県中越沖地震被災地へ救援物資/日本経団連1%クラブ


日本経団連1%クラブは8月2日と21日に、東京・大手町の経団連会館で、新潟県中越沖地震の被災地に届ける救援物資のパック(「うるうるパック」)の詰め合わせ作業を行った。作業に当たったのは日本経団連会員の社員ボランティア約120名(2日間合計)。

21日に詰め合わせ作業を行ったのは、子ども用の「うるうるパック」。子どもたちが、地震の怖さや避難所での不便な生活などを乗り越えて、元気に新学期が迎えられるよう応援する「始業式応援パック」をはじめ、合計4種類2500個のパックを作成した。

「始業式応援パック」は、ドキュメントケース、ノート、のり、はさみ、消しゴム、鉛筆、あめ類、その他文房具のセットに手書きのメッセージカードを添えて、被災地の小学校で配付された。全校生徒の4割が家屋の全半壊被害を受けた刈羽小学校では、8月27日の始業式で贈呈し、教室で受け取った子どもたちからは大きな歓声が上がった。

乳幼児を抱えたお母さんやお父さんを支える「親子パック」は、ベビーパウダー、ベビー用ウェットティッシュ、ハンドクリーム、バッグなどからなっており、地域で従来から展開されてきた子育てサロンで配付された。

ノートと筆記具が入った「文房具パック」、道具箱にノートやシール、筆記具、お菓子などが入った「幼児向け応援パック」は、児童館やイベントで配付される。

「うるうるパック」は、被災地の人々を応援したいという思いを届ける物資として、被災地においても、参加・協力企業においても好評を博している。

【社会第二本部企業・社会担当】
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