日本経団連タイムス No.2881 (2007年10月25日)

年末賞与・一時金、大手の7割で妥結

−127社平均90万1031円


日本経団連が24日に発表した「2007年年末賞与・一時金 大手企業妥結状況」(加重平均)の第1回集計 <PDF> によると、調査対象(従業員500人以上、21業種・268社)の73.9%に当たる198社で妥結しており、このうち、平均額がわかっている127社の妥結額平均は90万1031円、前年年末比0.69%増であることが明らかとなった。

今回の集計結果を、同一企業の前年末妥結額(89万4851円)と比べると、6180円増となり、第1回集計としては3年連続で最高額を更新した。

製造業・非製造業別にみると、製造業116社の妥結額平均は91万1295円で、同一企業の前年年末妥結額(90万4677円)と比べると、額で6618円増、アップ率は0.73%。一方、非製造業11社の妥結額平均は84万2687円で、同一企業の前年年末妥結額(84万396円)と比べると、額で2291円増、アップ率は0.27%となっている。

◇◇◇

2007年年末賞与・一時金の妥結状況の集計は、11月下旬に第2回、12月中旬に最終集計を発表する予定。

【労政第一本部労政担当】
Copyright © Nippon Keidanren