日本経団連が１９日に発表した、２００９年春季労使交渉・中小企業業種別回答状況の第３回集計によると、調査対象である１７業種７６４社（従業員５００人未満が原則）の５０．４％に当たる３８５社で回答（了承・妥結を含む）が示され、このうち平均額がわかっている３７４社の総平均は３６３７円、アップ率１．４２％であることがわかった。これを、昨年の第３回集計結果（０８年６月１３日発表、３７８社、４１９９円、１．６５％）と比べると、金額で５６２円、率で０．２３ポイントのマイナスとなっている。
製造業・非製造業別にみると、製造業２６８社の平均は３８２１円、アップ率１．４７％となり、昨年の第３回集計結果（２７１社、４６７０円、１．７９％）と比べると、金額で８４９円、率で０．３２ポイントのマイナス。
一方、非製造業１０６社の平均は３２０８円、アップ率１．３０％となり、昨年の第３回集計結果（１０７社、３０２２円、１．２７％）と比べると、金額で１８６円、率で０．０３ポイントのプラスという結果となった。