日本経団連タイムス No.2998 (2010年5月27日)

2010年夏季賞与・一時金大手企業業種別妥結状況(第1回集計)

−68社平均79万468円/前年夏季比プラス1.51%


日本経団連は19日、2010年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)の第1回集計を発表した。

それによると、調査対象(21業種・大手251社)のうち、19業種・128社(51.0%)で妥結しており、このうち、平均額がわかっている15業種・68社の平均妥結額は79万468円(前年夏季比プラス1.51%)となった。

業種別にみると、製造業の平均妥結額は77万2195円(前年夏季比プラス3.20%)、非製造業の平均妥結額は82万5850円(前年夏季比マイナス1.30%)となっている。

妥結額の分布をみると、「70万〜75万円未満」(12社、20.7%)が最も多く、次いで、「60万〜65万円未満」(9社、15.5%)、「75万〜80万円未満」(8社、13.8%)の順となっている。

増減率の分布で、最も多いのは「10.0%以上」(11社、19.0%)、以下「0.0〜2.0%未満」「2.0〜4.0%未満」「6.0〜8.0%未満」(各7社、12.1%)が続いている。一方、前年夏季比でマイナスとなっている企業も21社、36.2%に上っている。

同調査は今後、6月下旬に第2回集計、7月中旬に最終集計を取りまとめる予定。

【労働政策本部】
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