経団連タイムス No.3075 (2012年2月23日)
連載記事

新しい経団連の運営(最終回)

−会員資格、事務局


新しい経団連の運営
  1. 公益法人改革と一般社団法人への移行
  2. 総会・理事会
  3. 会長・副会長会議、幹事会と常任幹事会、
    政策委員会
  4. 審議員会、審議員会議長・副議長会議、
    地方団体長会、名誉会長、顧問
    それぞれの立場から会の運営を支える
  5. 会員資格、事務局

会員の種類と会員資格

一般社団法人移行後の経団連は、企業会員、団体会員、特別会員から構成されます。企業会員は、上場企業程度の事業規模で、社会的に有用な商品・サービスを開発・提供し、純資産額10億円以上等の財務面の基準を満たすとともに、コンプライアンス体制やリスク管理体制を導入・整備している優良企業です。団体会員は業種別全国団体や地方別経済団体等の会員であり、特別会員は会長が特に承認した組織です。企業会員・団体会員・特別会員のいずれも、入会にあたっては、経団連の事業に賛同し、企業行動憲章の精神を尊重・実践するとともに、幹事等2名の推薦を得ることが必要となります。2月現在の会員数は、企業会員1292、団体会員175、特別会員36です。

経団連の会員になれば、さまざまな分野の政策委員会の活動に参加していただくことで、自社の意見を経団連の提言に反映したり、最新の政治、行政、各審議会の動向等について把握したり、各界の有識者から知見を得たり、異業種の会員と幅広く交流を図ったりすることができます。ビジネスチャンスの拡大も期待できます。

事務局−コンプライアンスを強化

これまでに紹介してきた経団連活動には、従来以上にコンプライアンス体制を充実させた事務局がサポートいたします。事務局は、総会で選任された事務総長・専務理事・常務理事の指揮の下で、法人法の定めに沿って内部統制の体制をさらに充実させてまいります。新法人への移行を機に、会員ニーズにより的確に対応したサービスを提供し、経団連の目的である経済の発展と国民生活向上に一層貢献できるよう取り組んでまいります。

各役職の名称
現在の名称新法人での名称
会長(代表理事)
副会長(理事)
理事幹事
常任理事常任幹事
監事
委員長
評議員会議長審議員会議長
評議員会副議長審議員会副議長
評議員審議員
地方団体長会議長
地方団体長会副議長
名誉会長
顧問顧問
推薦会員
事務総長(代表理事)
専務理事(業務を執行する理事)
常務理事(業務を執行する理事)
【総務本部】
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