経団連タイムス No.3079 (2012年3月22日)

新会員懇談会を開催

−2011年度に入会した29企業・団体が参加/米倉会長はじめ役員らと懇談


あいさつする米倉会長

経団連はこのほど、東京・大手町の経団連会館で新会員懇談会を開催した。会合には、主に2011年度に入会した29社・団体の会員代表者らが参加。米倉弘昌会長、大橋洋治副会長、大塚陸毅副会長ら役員が出席し、新会員の入会を歓迎した。

冒頭あいさつした米倉会長は、「東日本大震災の発生から1年が経過し、被災地の生産活動は回復しつつあるものの、本格的な復興に向けた取り組みはまだこれからという状況にある」と述べるとともに、「長引くデフレや厳しい雇用情勢、財政・社会保障制度の問題など、従前の重要課題への対応も待ったなしとなっている」と指摘。こうした難局を打開し、真の復活と再生を遂げるには、経済界、企業自らが知恵を絞り、行動を起こし、汗を流して、民主導の経済成長を実現していくことが重要との認識を示した。そのうえで、民主導の競争力強化のためのアクションプランである「サンライズ・レポート」に沿って「未来都市モデルプロジェクト」をはじめさまざまな具体的取り組みを実行に移していることを紹介。引き続き「『行動する経団連』として、経済成長を阻む諸課題の解決に全力で取り組み、日本経済ひいては世界経済の持続的な発展に貢献していきたい」と語った。

新会員に対しては、「経済・産業・社会・国際など、多岐にわたる経団連の政策委員会の活動を通じ、さまざまな視点から、率直な意見、要望などをいただくとともに、その実現に向けた活動に積極的に参加いただきたい」と期待を示した。

その後の自由懇談では、出席した役員を交え、経団連活動への期待や政策課題に対する取り組みなどについて意見交換が行われた。新会員は、さまざまな地域において、特徴ある事業を展開しており、業種の垣根を越えて、活発な相互交流・懇親が行われた。

会場では出席した経団連役員との懇親のほか
新会員同士が業種を越え活発に交流を図った

出席した新会員は次のとおり(50音順)。

アーレスティ/As‐meエステール/エイジス/カシワバラ・コーポレーション/川本産業/学情/京三製作所/グーグル/グランディハウス/クロタニコーポレーション/ケルヒャージャパン/佐川印刷/神明/ジェイ・エス・ビー/スガテック/総合資格/ソフトクリエイト/田中食品/テイクアンドギヴ・ニーズ/トーエル/トタル・トレーディング・インターナショナル/日本エンジニアリングアウトソーシング協会/ハーフ・センチュリー・モア/ベルーナ/POSCO JAPAN/マイスターエンジニアリング/MonotaRO/やまねメディカル/ヨシタケ

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入会に関する問い合わせは、総務本部会員担当(電話03‐6741‐0102)まで。

【総務本部】
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