21世紀政策研究所の設立について

21世紀政策研究所の概要


  1. 名称
  2. 「21世紀政策研究所」

  3. 設立形態
    1. 形式的には経団連の内部組織として位置付ける。ただし、政策研究所の研究活動は、経団連から独立したものとして発足させる。資金は経団連が一括して集め、特別会計を設けて処理する。

    2. 事務所
      千代田区大手町から容易に往復可能な場所に設置する。

  4. 組織・運営
    1. 人事
      1. 会長は本研究所を代表し、総理する。経団連会長が当る。

      2. 理事長は、本研究所の研究部門が進める研究全般について指導、助言し、研究成果をまとめる。運営委員会において選任される。

      3. 特別顧問は会長が指名する。会長を補佐し、研究所の運営について助言する。また、運営委員として運営委員会に出席し、会長に支障あるときは、議長を代行する。

      4. 事務局長は本研究所の総務、経理、人事等の管理業務を行う。

      5. 研究主幹は、個別の研究を推進し、その成果に責任を持つ。テーマ毎の委託契約とし、その選任は大学の教授、助教授等をはじめとする内外の有識者の中から理事長の推薦に基づき、運営委員会で決定する。

      6. 研究員は、タスクフォースのメンバーとして研究主幹の指導のもとに研究を分担し、遂行する。理事長と協議のうえ、研究主幹が国内、海外の研究者、企業の研究員・実務者、会員企業・経団連からの出向者、その他学識経験者等から選任する(公募も考える)。

      7. 研究主幹の要請を受けて、常勤研究員を置くことができる。常勤研究員は、上記研究員(会員企業・経団連からの出向者を含む)、大学教授、助教授、助手、ポス・ドク、大学院生、留学経験者等から研究主幹が選任し(語学堪能な若手を主体とする)、研究主幹の指導のもとに研究活動をまとめ、研究活動の円滑な推進に努める。また、タスクフォースのメンバーとなる。テーマ毎の委託契約とする。

    2. 運営
      1. 運営委員会
        構成メンバー:
        経団連会長、および経団連の副会長、評議員会議長・副議長ならびに委員長等の中から選任された者、研究所の理事長、特別顧問、事務局長、学識経験者(委員は20名以内)

        活動内容:
        研究に関する基本的事項(研究テーマの決定、研究主幹の選任等)を審議決定する。また、研究諮問委員から、研究成果に対する評価の報告を受ける。

      2. 研究テーマ別タスクフォース
        構成メンバー:
        研究主幹、研究員、常勤研究員

        選任者:
        理事長、研究主幹

        活動内容:
        研究主幹の指導のもと、各人が研究を分担し、各々の担当分野について責任を持つ。

      3. 研究諮問委員会
        構成メンバー:
        ジャーナリスト、実務家、経団連委員会関係者、その他学識経験者等

        選任者:
        理事長、研究主幹

        活動内容:
        研究過程において定期的に成果の報告を受け、意見交換を行うことで、研究成果の現実性や有効性を高める。
        また、運営委員会に対して、研究成果の評価を報告する。

  5. 研究テーマ
    1. 研究テーマ
      (別紙「21世紀政策研究所の研究テーマ例」参照)

    2. テーマの公表
      研究成果については広く内外の関係機関に活用されることを期待する。経団連としても、その活用に努め、政策の提言・推進活動の充実、強化につなげていく。

  6. 内外シンクタンクとの連携
    1. 内外シンクタンクとネットワークを形成し、随時、意見交換や研究の評価を行い合う。

    2. テーマによっては、内外シンクタンクに研究の一部を発注し、その成果を活用する。

以 上


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