[経団連] [意見書] [目次]
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産業機械
[日本産業機械工業会]
温暖化対策
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目標
- 製造工程から排出されるCO2を原単位あたり年1%以上削減していくよう努力する。
対策
- 製品対策(高効率ボイラーの開発・普及、ごみ処理設備における高効率燃焼システムの開発・普及、プラント・機器の開発・設計における省エネルギー配慮)。
- コージェネレーションシステムの導入。
- インバータ組み込み機器への移行。
- コンプレッサー台数制御・集合制御による効率運転。
廃棄物対策
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目標
- 廃棄物毎のリサイクル率を2010年に1995年レベル(48.3%)の10%ポイント向上を達成するように努力する。(1997年度実績 56%)
対策
- 廃棄物処理・リサイクルのためのプラント・機器の製品・技術の開発・普及。
- プラント・機器の開発・設計における容易解体・分別・リサイクルへの配慮。
- 電気炉からのダストをペレット化して回収し、原料に混ぜて再使用する。
- 製造段階での使い捨て補助材、端材の発生削減。
- 事業活動により発生する金属屑、鉱さいの再利用、資源化に一層取組むと共に、廃油、廃プラスチック、紙屑等の資源化を推進。
環境マネジメント
- 環境マネジメントシステムや環境保全推進体制の確立に努める。
- 環境教育を推進し、LCA等に対応出来る人材育成に努める。
- 環境マネジメントシステム構築のため、ISO14001の取得を積極的に支援していく。13事業所が取得済み、38事業所が取得準備中。
海外事業活動における環境保全
- 既に経団連地球環境憲章の「海外進出に際しての10の環境配慮事項」をベースに事業展開を行なってきた。今後もあらゆる分野、あらゆる地域において、同配慮事項を守り、海外事業を実施していく。
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