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経団連1%クラブニュース増刊号(その3)

台湾大地震被災者支援について

発行:(社)経済団体連合会 社会本部 企業・社会グループ
1999年9月30日

台湾に進出する多くの日系企業が、現地において寄付や物資の提供を行なっている情報を次々にいただいております。また、台湾で支援活動を行なっているNGOからは、現地における支援策についての報告が寄せられました。
日本のNGOのネットワークである『台湾大地震救援NGOネットワーク』の構成団体のうち2団体から寄せられた支援活動の状況とともに、必要な物資についてご説明いたします。現地のニーズは刻一刻と変化しているため、駐在員事務所などを通じて、現地でご調達いただける物資がございましたら、是非ご協力いただきたくお願い申しあげます。

<多文化共生センター>

台湾における支援拠点として「外国人地震情報センター・台湾」を開設し(所在地:台中市西區精誠24街7号4楼)、台湾に在留する外国人被災者を対象に、避難所やライフラインなどの生活情報を提供し、生活再建に関する相談を行なう。通訳/翻訳ボランティアを募集中[1%クラブニュース増刊号(その2)参照]。
現地事務所開設にあたり、下記の物品を提供/貸与いただければ有難い。

  1. 事務机&イス(4セット)、会議机&イス(6脚〜)
  2. ファックス機
  3. ホワイトボード、文房具などの事務用品
  4. 電話回線(4回線程度)

<ワールド・ビジョン>

ワールド・ビジョンは1950年に設立された超党派のクリスチャンによる国際協力団体。世界94カ国において、子どもに焦点をあてた緊急救援および地域開発に関する約4500のプロジェクトを展開している。国際組織が全体の方針決定や予算等の調整作業を行なうものの、各々支援国に独自の組織があり、事業を独立運営している。ワールド・ビジョン台湾は、400名のスタッフを抱え、少数民族への支援プロジェクトを中心に活動してきた。今回の大地震発生直後から、12の拠点を設けて食糧や必要物資の提供を行なっている。
現在、台湾に支援に行っている日本のスタッフを通じて、以下の物資のニーズが寄せられた。現地調達でご提供いただければ有難い。

  1. 単1電池
  2. 懐中電灯
  3. 寝袋
  4. テント

* ご協力いただける可能性がおありの場合は、下記事務局までご一報いただければ幸甚に存じます。

<本件ご連絡先>
(社)経済団体連合会 1%クラブ事務局(企業・社会グループ内)
 Tel(03)3279−1411
 Fax(03)5255−6255
 担当者: 長沢、大島
以 上

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