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経団連1%クラブニュース増刊号(その11)

災害救援速報

発行:(社)経済団体連合会 社会本部内 1%クラブ事務局
2000年11月28日

◆ 三宅島等の避難者への支援について

三宅島雄山の噴火による島民の避難生活は、3ヵ月を迎えようとしています。島民への支援活動につき、多くの企業よりご協力をいただき、誠にありがとうございます。以下に、前回報告以降、1%クラブの呼びかけに応えてご協力いただいた各社の特徴を活かした支援状況につき、ご報告いたします。引き続き、会員の皆様のご支援、ご協力をお願い申しあげますとともに、1%クラブで把握していないご支援・ご協力がありましたら、ご連絡願います。

◇ 三宅島児童・生徒支援センターに対する支援(会社名五十音順)
  • (株)グンゼ: 子ども用肌着提供。
  • 住友商事(株): 追加の衣料品提供。業務用掃除機の提供。
  • 日本生命保険(相): 労働組合で集めた募金で、日本野鳥の会から双眼鏡、フィールド・スコープ、野鳥図鑑等を購入し、三宅高校の野鳥観察クラブへ寄贈。
  • (株)富士通ゼネラル: 加湿器提供。
  • (財)住友生命社会福祉事業団/NTTコミュニケーションズ(株): 2社が共同で、秋川高校に避難する三宅島の小中高生全員に、水着、水泳キャップ、タオル一式を提供。あわせて、NTTコミュニケーションズからスイミングゴーグルを追加提供。
◇ 北区三宅島物資センターへの支援(会社名五十音順)
  • (株)グンゼ: 下着提供。
  • 三菱商事(株): 女性ものズボン、スカート提供。
◇ その他の支援
  • (株)ダイエー: 足立区および八王子市の支援窓口に、お客様から提供していただいた衣料品の提供、家庭用洗剤の提供。


◆ 三宅島等の避難者への義援金の現状

  1. 募集期間  地震・火山活動に終息の見通しがたつまでの当分の間

  2. 義援金の額(第1回配分額10億円も含む。)(11月10日現在)
    金 額  1,297,972,176円

* 詳細については、東京都公式ホームページをご参照ください。
(URL: http://www.metro.tokyo.jp/INET/ETC/SAITAI/HISAI/GIENKIN.HTM


◆ 三宅島島民ふれあい集会

三宅島社会福祉協議会、東京ボランティア・市民活動センター、東京災害ボランティアネットワーク、東京ハンディキャブ連絡会の4者が設置した「三宅島災害・東京ボランティア支援センター」が、三宅島島民連絡会とともに、12月3日(日)に「三宅島島民ふれあい集会」を開催することとなりました。島民が相互に励ましあい、情報交換しながら今後の避難生活を乗り切るための場として期待されています。当日は1000〜2000名の島民が参加されるとのことです。冬物衣料や飲食料等の物品、開催経費の寄付などについて、支援依頼がございました。火急のご連絡で恐縮ですが、ご支援いただける可能性がある場合には、下記の支援センターまでお問い合わせください。

<三宅島島民ふれあい集会 概要>
日 時:
2000年12月3日(日)午前11時〜午後3時
会 場:
港区立芝浦小学校(港区芝浦3-1-20)
プログラム:
ステージイベント 11:00〜12:00
  • 三宅島神着木遣太鼓
  • 東京都、三宅島社会福祉協議会、港区などからの報告および激励メッセージ
島民ふれあい集会(体育館) 13:00〜15:00
  • 「三宅島の現状と今後の見通し」火山噴火予知連絡会委員(予定)
  • 「他被災地の経験を学ぶ」被災地雲仙より松下英爾氏(島原市災害対策課)
  • 三宅村よりの報告/意見交換
グランドおよび一部校舎内各コーナー
  • 各島民会・商工会女性部による屋台
  • 健康相談コーナー/就労相談コーナー/保育情報交換コーナー
    /福祉サービス・生活福祉資金相談コーナー
  • 関係機関・団体テント:協力企業、東京災害ボランティアネットワーク
  • 物品提供コーナー:各関係団体・協賛企業より提供
  • 電話帳掲載希望受付:東京センター
  • ビデオ上映(終日):三宅島の状況(最新映像) 等

<お問い合わせ先>
  • 三宅島災害・東京ボランティア支援センター うらべ TEL:03-3260-7573
  • 東京ボランティア・市民活動センター 柴田 TEL:03-3235-1171
    (〒162-0823 新宿区神楽河岸1-1)  FAX:03-3235-0050


【本件ご連絡先】
(社)経済団体連合会 1%クラブ事務局(社会本部内)  担当:長沢、星野
 TEL:03-3279-1411  FAX:03-5255-6255
以 上

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