2007年度の会館事業運営は、企業・団体の経費節減や競合施設の増加で、引き続き厳しい状況であると予測されるが、会員の共有施設としての運営を念頭に機能的な会館の利便性や低廉な価格を積極的に広報宣伝しつつ営業活動を強化し売上増進に努める。同時に顧客への一層のサービス向上と格調の保持に努める。
一方、2年後に控えた新会館への移転を考慮し、築後40年以上を経過した会館のグレードの維持・充実に努め、緊急的かつ重点的な建物・設備の補修・改修を実施する。
2007年度のゲストハウス運営については、積極的な営業活動を展開するとともに、より一層のサービス向上に努め、会員の研修・交流の場としての利用拡大を図る。本年度においても、会員企業・団体の利用促進に注力するとともに、国際会議・医学会議等の誘致、富士スピードウェイ関連イベントの受注等に努める。
また、「経団連ゲストハウス・フォーラム」、「会員総務部長研修会」など会員のニーズに即した会合を企画し、日本経団連活動の充実に資するとともに、個人を対象とした季節ごとの催し物についても一層の内容の充実を図り、ゲストハウスの利用拡大に努める。
築21年を経過したゲストハウスの快適な空間を維持するため、建物・付帯設備の更新および改修・補修を行う。
経団連クラブでは、会員相互ならびに会員家族との交流・親睦の実をあげるため、2007年度は以下の事業を行う。
なお、本年度は、より多くのクラブ会員ならびにご家族の参加が得られるような魅力的な催し物を企画するとともに、新会館移転後の経団連クラブの見直しを含め今後のあり方について検討する。