小渕自民党総裁選出に対する今井会長コメント

1998年7月24日
(社)経済団体連合会


3人の候補者が、政権構想を公表し、選挙で決定したわけであり、開かれた総裁選であったと思う。
小渕新総裁は、これまでも重要閣僚や党の幹事長、副総裁を経験されている。
また、党内基盤もしっかりしており、リーダーシップを発揮できる。参議院では自民党は野党と話合いをする必要があるが、新総裁は野党と太いパイプを持たれていると思う。

梶山、小泉の両氏は、自分の信念を訴え、選挙をたたかわれたが、今後は、内閣や党の重要ポストに就き、挙党体制で臨んでほしい。

現在、景気回復が最大の問題であり、一刻も早くこれに取組んでほしい。このため、金融再生が緊急の課題であり、臨時国会で野党とも協議をして、関連法案を通してほしい。また、抜本的な税制改革の必要性については、与野党とも主張されており、これについても早急に案をまとめてほしい。今は国の未曾有の困難に直面しており、国の危機を救うため、与野党協力してやっていただきたい。

以 上


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