記者会見における奥田会長発言のポイント

2002年10月28日
(社)日本経済団体連合会

【景気】

ここ数カ月情勢は変ってない。株価は非常に低迷しており、失業率は高止まりだ。米国経済の影響で輸出環境も芳しくない。経済全体として下ぶれリスクを有している。

【不良債権処理・デフレ対策】

不良債権処理・金融再生は、産業再生と同時に進める必要がある。日本経団連はかねてより産業再生のための方策を政府に求めてきている。本日発表した「産業再生に向けて」と題する提言を基に、引き続き働きかけていく。
ただし、不良債権処理を進めるにあたっても、失業者が大量に発生して社会不安が生じることなどのないよう、鬼手仏心の精神で十分な配慮をしていくことが必要である。
なお、竹中大臣の案としていろいろと報道されているようだが、内容を承知していないので、コメントはできない。

【統一補欠選挙】

投票率の低さは今の日本社会の閉塞感を表しているようであり、甚だ遺憾であった。

以 上

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