経済が停滞の度合いを強め、国民の間に閉塞感が漂う中、速やかに「総合対策」の骨格を取りまとめた福田改造内閣ならびに与党の行動力を評価する。
「総合対策」は、現下の厳しさを増す経済情勢を打破するための緊急避難的な措置であると理解している。今後、福田改造内閣には、足下の景気の立て直しに加えて、骨太の成長戦略、消費税を含む税制・財政・社会保障一体改革の議論についても、スピード感を持って進めてもらいたい。