米倉氏は優れた人格識見、経営手腕、豊富な財界経験に加え、今の時代に強く求められる国際性を備えている。これらの理由から、次期会長として推挙した。
会長に就任した暁には、経済の担い手である企業の活力の発揮を通じ、安心で豊かな国民生活の実現を目指してほしい。例えば、デフレからの脱却、確かな成長基盤の確立、税財政・社会保障制度の一体改革、道州制・電子行政の推進、EPAの推進といった課題に、引き続き取り組むことを期待する。そのためにも、政治との対話をさらに深めてほしい。
御手洗会長から身に余る言葉を頂戴した。わが国と世界の繁栄のため、全力投球したい。
御手洗会長の路線を踏襲し、わが国が直面する様々な課題の解決に向けて、積極的に取り組んでいきたい。国民の理解と支持を得て、政府とも協力しながら、民間の力が最大限に発揮される環境を整備し、持続的な成長を実現させたい。
具体的な施策については、5月27日の総会で申し上げる。