月刊 経団連 日本パレットレンタル
資本金 | 4億9,962万5,000円 |
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設立 | 1971年12月1日 |
従業員数 | 231名(2013年3月現在) |
本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-3 大手センタービル |
事業内容 | パレットの貸出しに関する事業、パレットシステムの推進に関連する荷役・運搬機器およびその他の物流機器の貸出し、斡旋に関する事業、機械、器具等の物品売買事業、一貫パレチゼーション推進のための調査・研究・開発に関する事業、損害保険代理店事業、貨物運送取扱事業、古物商 等 |
URL | http://www.jpr.co.jp/ |
当社は、物流用パレットのレンタルを中心に、管理サービス、販売提案等を組み合わせ、企業に物流最適化ソリューションを提供している。
さまざまな商品の輸送や保管に欠かすことのできないパレットは、製造業から流通業に至るサプライチェーン全体でリレーして使用することが望ましい。しかし、個々の企業ではその仕組みの構築は困難で、複数の企業間の循環使用による経済面、環境面でのメリットを引き出しきれない。そこで、企業間で共有できるレンタルパレットを保有し、需要に応じた供給、回収、再供給のサイクルをサービスとして各社に提供する仕組みが必要になる。これが当社の役割であるが、近年では、環境問題、労働力不足、消費者ニーズの多様化といった社会環境の変化を受け、レンタルパレットへの需要は高まりを見せている。実際に、加工食品、日用品業界を中心として、当社のパレットが、多様な企業をつないでいる。
加えて、多くの企業は、国内での製品輸送の高度化をほぼ達成し、新たな課題として物流機器全般の管理や企業間での共同利用に着目している。そこで、当社はレンタルパレット事業を通じて蓄積された知見や物流ネットワークをベースに、物流機器管理のノウハウ提供や管理サービスを開発し、国内にとどまらず海外での需要にもきめ細かく対応している。電子タグを装着したパレットや物流機器を介して、積載商品のデータを企業間で交換するなど、次世代物流のフォーマットづくりにも取り組んでいる。
お客様とともに効率的なパレットネットワークを
加納尚美
日本パレットレンタル 社長
「過重な手荷役作業から物流現場で働く人々を解放したい」との思いから、当社は1971年に設立されました。以降、今日までお客様、パートナー企業とともに効率的なパレットネットワークの拡大と高品質化に取り組んでまいりました。
特に創業、また成長期においては、当社のコンセプトに共感いただいたお客様に育てられ、ネットワークを拡大することができました。この場を借りて厚く御礼を申しあげます。
今後も、私たちは創業のコンセプトを継承し、環境問題や少子高齢化に伴う労働人口の減少の問題など今日的な課題の解決のために役割を果たし、日本経済の発展に貢献できるよう努めてまいります。
経団連会員の皆様には、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。