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月刊 経団連 駿河台学園

設立 1918年1月
従業員数 753名(2015年4月1日現在 ※関連会社社員・講師・契約社員を除く)
本社所在地 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-12
事業内容 進学指導教育、実務専門教育、高校/大学サポート事業、出版事業、IT教育事業
URL http://www.sundai.ac.jp/

当学園は、1918年に創立者の山崎寿春が東京・神田錦町に東京高等受験講習会を創設したことから始まる。

単なる詰め込み主義的な教育ではなく、知識や理論の理解を促し、学問の本質に興味を喚起する指導を旨としている。また、「学生一人ひとりに対する愛情がなければ、真の教育はできない」という寿春の理念を「愛情教育」と表現し、当学園の揺るぎない教育理念として、今日まで受け継いでいる。

駿台予備学校を全国に開校する一方で、1970年に駿台電子計算機専門学校を、1992年にはシンガポール校を開校するなど、幼稚園から専門学校、海外校、大学まで、予備学校以外の分野にも教育活動を広げ、現在に至っている。

いかなる時代においても、一人ひとりの学生、生徒と真剣に向き合い、ともに悩み考えることを基本として、個々の求めるレベルに合った、質の高い教育を提供することを第一に考えている。しかしながら、教育業界を取り巻く環境は、目まぐるしい変化を続けており、その時代のニーズに合った教育サービスを提供することもまた使命ととらえている。こうした基本認識に基づき、教育のグローバル化に対応して海外校を展開したり、教育のIT化に即応してe‐ラーニングの分野などの事業を手がけたりといった、新たな取り組みを進めている。このようにして、多年にわたり重層的に蓄積された教育ノウハウを社会に還元している。

多様化する教育業界において、今後も時代を見据え、ニーズに呼応し、「愛情教育」の理念のもと、いかなる時においても無限かつ大きな可能性を秘めた教育の場で事業を展開し、さらなる成長を目指し、新たなチャレンジを続けていく。

「愛情教育」とともに次世代へ歩む


山崎良子
駿河台学園 理事長

2018年、駿河台学園は創立100周年を迎えます。この一世紀の間、当学園は「愛情教育」という理念のもと、我が国の教育界で独自の役割を果たしてまいりました。
小さな受験講習会として発足した当学園は現在、予備学校のみならず、幼稚園から大学まで、総合的な教育機関へと発展を遂げています。同時に、その活動拠点は米国、中国、台湾、東南アジア諸国など、海外にも広がりつつあります。
本学園の一世紀にわたる経験とノウハウを、経団連での活動に活かすとともに、グローバリゼーションの時代にふさわしい方法で、新たな世紀を歩んでまいる所存です。
経団連会員の皆様には、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申しあげます。

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