月刊 経団連 アクトリー
資本金 | 9,800万円 |
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設立 | 1971年4月 |
従業員数 | 113名(2015年8月1日現在) |
本社所在地 | 〒924-0053 石川県白山市水澄町375 |
事業内容 | 各種環境関連プラント(廃棄物焼却炉、焼成炉、炭化炉、乾燥炉、エネルギー回収装置、汚泥脱水装置ほか)、再生油の製造・販売および焼却発電事業 |
URL | http://www.actree.co.jp/ |
当社は、創業以来、44年間にわたり産業廃棄物処理施設の設置における許可取得支援手続きから設計、製作、設置、性能試験、アフターメンテナンスまでをトータルシステムとしてお客様に提案してきた。
創業当時は、わが国の高度経済成長期とも重なり、廃棄物が増え続けていた時期であり、環境を汚さずに産業廃棄物を処理できる焼却炉の製造と開発を軸に、廃棄物処理プラントメーカーとして実績を積み重ねてきた。石川県に拠点を置きながら、これまでに、日本全国300カ所以上の産業廃棄物処理プラント設置の実績があり、東日本大震災後の震災廃棄物処理においては、大手ゼネコン・大手エンジニアリング会社に協力し、宮城県内に仮設焼却炉7基および排ガス処理設備2基を受注するなど、全納入メーカーのなかで最も多くの製品を納入した。短い工期で高い性能のプラントを建設できる当社の技術やノウハウは高い評価を得ている。
さらに、焼却炉の廃熱を無駄なくエネルギー化する技術の開発にもいち早く取り組み、ごみ発電プラントの開発・導入を実現し、そのエネルギーを用いた植物工場などの実用化も視野に入れている。廃棄物処理を幅広い分野に展開する事業に育てていくことにより、ごみ問題やエネルギー問題の解決にもつながる。今後も当社は、時代の先を見通す企業を目指し、プラントの技術開発とともに、「環境創造企業」として、次世代の環境ビジネスの姿を提案していく。
環境関連産業のイノベーターとして
水越裕治
アクトリー 社長
当社は、創業以来一貫して環境問題を真正面からとらえ、完成度の高い廃棄物処理プラントの開発と製造一筋に打ち込んでまいりました。おかげをもちまして、現在では産業廃棄物処理プラントの分野ではトップシェアを有するリーディングカンパニーとしての評価をいただくに至りました。近年は、廃棄物処理プラントに植物工場や再生可能エネルギーを組み込んだ新しい「自然共生型環境プラントエコビレッジ」の実現に向けて邁進しております。
今後も、当社は、環境関連産業のイノベーターとして、最新の技術に裏付けられた新時代の環境プラントを提案してまいります。
経団連会員の皆様におかれましては、ご支援とご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申しあげます。