1. トップ
  2. 月刊 経団連
  3. 瑞光

月刊 経団連 瑞光

資本金 18億8,851万円
設立 1963年4月
従業員数 636名(2016年2月20日現在)
本社所在地 〒566-0045 大阪府摂津市南別府町15-21
事業内容 おむつ、ナプキン加工機製造業
URL http://www.zuiko.co.jp/

当社は、1963年4月に大阪市東淀川区小松にて、部品加工業の瑞光鉄工として設立された。その後、同区瑞光への本社移転を機に、市場環境や顧客の要望などを受け、衛生用品製造機械の製造販売を主たる事業とする転換を図った。1972年にターンナップおむつ製造機を開発し、1973年には海外への機械輸出を開始した。1986年に現在地への本社移転を機に、社名を「瑞光」に変更した。

衛生用品製造機械は、ナプキン製造機、小児用紙おむつ製造機、大人用紙おむつ製造機、その他衛生用品製造機械の4つのカテゴリーに分類される。昨今の新興国における衛生用品、とりわけ小児用紙おむつ・ナプキンの需要が高まるなか、製造機械の需要が増加し、国内外のメーカー各社は新興国における衛生用品市場のシェアを獲得すべく、マーケティングや商品の差別化を図っている。そのような市場環境において、当社は機械メーカーでありながら、製造機械だけでなく、商品の素材や商品そのものにも力を入れており、この点が海外の競合他社と大きく異なる点であり、当社を評価いただいている点であると自負している。

また当社グループでは、中国(上海)およびブラジル(サンパウロ)に生産拠点を有するとともに、米国(アトランタ)およびタイ(バンコク)に営業拠点を設け、グループ全体で顧客へのサポート体制を構築している。

今後は衛生用品製造機械の製造販売だけでなく、顧客の工場の生産体制最適化など、さまざまなソリューションについても顧客のニーズにあわせて提供できる会社を目指し、さらには衛生用品製造機械のグローバル市場において、トップシェアを獲得できるよう努力を重ねていく。

グローバル化とローカル化


和田 昇
瑞光 社長

当社は1946年に衛生材料の加工機械メーカーとして創業し、「技術深耕」という理念のもと、日本の生理用ナプキン、子供用・大人用紙おむつの黎明期から一途に難しい技術課題に取り組んでまいりました。
昨今、新興国においては、おむつ・ナプキンの市場が急拡大しております。これらのグローバル市場において一目置かれる存在になるべく、一層の努力をしてまいりたいと存じます。
一方で、例えば、日本市場において高齢者介護の課題解決に貢献するべく、異なる分野の企業と積極的に協働する、など日本を含む世界各国が抱えるローカルな課題に立ち向かうことも大事だと考えております。
経団連会員の皆様には、何とぞご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

「2016年5月号」一覧はこちら